# BootloadHID の書き込み手順とブートローダの情報 ps2avr(GB) キーボードは ATmega32A マイクロコントローラを使い、異なるブートローダを使います。それは通常の QMK の方法を使って書き込むことができません。 一般的な書き込みシーケンス: 1. 以下のいずれかの方法を使ってブートローダに入ります: * `RESET` キーコードをタップします (全てのデバイスでは動作しないかもしれません) * ソルトキーを押し続けながらキーボードを接続します (通常はキーボードの readme に書かれています) 2. OS がデバイスを検知するのを待ちます。 3. .hex ファイルを書き込みます 4. デバイスをアプリケーションモードにリセットします(自動的に実行されるかもしれません) ## bootloadHID の書き込みターゲット ?> [こちら](ja/newbs_getting_started.md)で詳しく説明されている QMK インストールスクリプトを使うと、必要な bootloadHID ツールが自動的にインストールされます。 コマンドライン経由で書き込むには、以下のコマンドを実行してターゲット `:bootloadHID` を使います: make ::bootloadHID ## GUI 書き込み ### Windows 1. [HIDBootFlash](http://vusb.wikidot.com/project:hidbootflash) をダウンロードします。 2. キーボードをリセットします。 3. 設定された VendorID が `16c0` で、ProductID が `05df` であることを確認します 4. `Find Device` ボタンを押し、キーボードが見つかることを確認します。 5. `Open .hex File` ボタンを押し、作成した `.hex` ファイルを見つけます。 6. `Flash Device` ボタンを押し、処理が完了するまで待ちます。 ## コマンドライン書き込み 1. キーボードをリセットします。 2. `bootloadHID -r` に続けて `.hex` ファイルへのパスを入力し、キーボードに書き込みます。 ### Windows 手動インストール MSYS2の場合: 1. https://www.obdev.at/downloads/vusb/bootloadHID.2012-12-08.tar.gz から BootloadHID ファームウェアパッケージをダウンロードします。 2. 互換性のあるツール、例えば 7-Zip を使って内容を抽出します。 3. 解凍された書庫から MSYS2 インストール先、通常 `C:\msys64\usr\bin` に `commandline/bootloadHID.exe` をコピーして、MSYS パスに追加します。 ネイティブの Windows 書き込みの場合、MSYS2 環境の外部で `bootloadHID.exe` を使うことができます。 ### Linux 手動インストール 1. libusb development の依存関係をインストールします: ```bash # これは OS に依存します - Debian については以下で動作します sudo apt-get install libusb-dev ``` 2. BootloadHID ファームウェアパッケージをダウンロードします: ``` wget https://www.obdev.at/downloads/vusb/bootloadHID.2012-12-08.tar.gz -O - | tar -xz -C /tmp ``` 3. bootloadHID 実行可能ファイルをビルドします: ``` cd /tmp/bootloadHID.2012-12-08/commandline/ make sudo cp bootloadHID /usr/local/bin ``` ### MacOS 手動インストール 1. 以下を入力して Homebrew をインストールします: ``` /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)" ``` 2. 以下のパッケージをインストールします: ``` brew install --HEAD https://raw.githubusercontent.com/robertgzr/homebrew-tap/master/bootloadhid.rb ```