# エンコーダ 以下を `rules.mk` に追加することで基本的なエンコーダがサポートされます: ```make ENCODER_ENABLE = yes ``` さらに、以下を `config.h` に追加します: ```c #define ENCODERS_PAD_A { B12 } #define ENCODERS_PAD_B { B13 } ``` 各 PAD_A/B 変数は配列を定義するため、複数のエンコーダを定義することができます。例えば: ```c #define ENCODERS_PAD_A { encoder1a, encoder2a } #define ENCODERS_PAD_B { encoder1b, encoder2b } ``` エンコーダの時計回りの方向が間違っている場合は、A と B のパッド定義を交換することができます。define を使って逆にすることもできます: ```c #define ENCODER_DIRECTION_FLIP ``` さらに、エンコーダが各戻り止め(デテント)間に登録するパルス数を定義する解像度は、次のように定義できます: ```c #define ENCODER_RESOLUTION 4 ``` ## 分割キーボード 分割キーボードのそれぞれの側のエンコーダに異なるピン配列を使っている場合、右側のピン配列を以下のように定義することができます: ```c #define ENCODERS_PAD_A_RIGHT { encoder1a, encoder2a } #define ENCODERS_PAD_B_RIGHT { encoder1b, encoder2b } ``` ## コールバック コールバック関数を `.c` に記述することができます: ```c bool encoder_update_kb(uint8_t index, bool clockwise) { if (!encoder_update_user(index, clockwise)) { return false; } } ``` あるいは `keymap.c` に記述することもできます: ```c bool encoder_update_user(uint8_t index, bool clockwise) { if (index == 0) { /* First encoder */ if (clockwise) { tap_code(KC_PGDN); } else { tap_code(KC_PGUP); } } else if (index == 1) { /* Second encoder */ if (clockwise) { tap_code(KC_DOWN); } else { tap_code(KC_UP); } } return false; } ``` ## ハードウェア エンコーダの A と B の線は MCU に直接配線し、C/common 線はグランドに配線する必要があります。